自費リハビリ事業者の地域ケア会議での役割

これまで何度か参加した経験のある地域ケア会議。インフォーマルサービス提供者として、ニーズに合わせてあらゆる事業に手を出せる事業者として、また参加の機会をいただきたいなと思う今日この頃です。過去参加した時(学生の時や病院で働いていた時)とはまた異なる視点で皆さんと議論をしたい、お役に立ちたいという強い想いがあります。そして、もしお声かけいただけた際にはしっかりと役割を全うできるように、改めて”地域ケア会議”について理解を深めておこうと各資料に目を通しています。

これまで私が参加した地域ケア会議は、下記の資料の中では”個別事例ごとに開催”に該当されるもので、機能にすると『個別課題解決機能』と『ネットワーク構築機能』であったように思います。そして現在は、自費リハビリという形でインフォーマルサービスに関わり、介護予防教室や地域サロンとも関わる中で、個別ケースの検討だけではなく”地域課題の検討”も行えるだけの経験値も積めてきているようにも思います。しがらみの無い一民間企業だからこそ、資源開発や政策形成の一助にもなれるのではないかと、自分達自身を位置付けて考えています。

地域包括ケアを担う一員としての自覚。我々単独で支援をするのではなく、今機能しているシステムに入り、いかに全体で支援をできるか。医療現場だけでも協働することの難しさを感じている我々ですが、地域という大きな現場の中で何ができるかも考えながらこれからも活動していきたいと思います。