家族介護者教室で講師をしてきました

本日、足立区地域包括支援センター扇主催の家族介護者教室で講師を務めさせていただきました。
参加者の方は、実際に介護をしている方、これからの介護に備えて勉強をしにきた方と様々でした。中でも実際に介護をしている方からは具体的な意見や質問があり、参加者の方々それぞれが直面している困りごとについて生の声を聞くことができました。我々専門職の情報提供や直接支援が一方通行にならないよう常日頃意識しているため、このような貴重な機会をいただけたことを本当に嬉しく思います。講師の機会をくださった包括扇のご担当者様、そして、参加者の方々に感謝申し上げます。

今回の家族介護者教室は『移乗』がメインテーマで、その前準備としてのポジショニングについてお話をしました。その上で、参加者の方からは起居動作についても気になるとご意見いただき、参加者の方からのご要望で次の教室開催のお約束までさせていただきました。参加者の方々からのご要望で次回開催を検討していただけたことに嬉しさを感じた一方、実技援助の方法や資料などの前準備について振り返ると反省すべきこともありました。今回の反省点を次に活かし、より分かりやすく明日からでも実践できる確かな情報をお届けできるように精進したいと思います。
このような経験の機会をいただけることに感謝をしながら、反省すべきことには真摯に向き合い、自分たち自身の成長を地域活性や介護に関わる当事者の方々に還元したいと改めて思いました。次回開催も心より楽しみにしています。