自分は最低限の介護で良い、配偶者には良い介護を受けさせたい

メットライフ生命が2023年度版全国47都道府県大調査をリリースしました。
(https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:bd525217-fcb0-4bfc-a85e-93e1eae11845)
介護とお金に関して、自分の介護にはお金をかけたくないが、配偶者の介護にはお金をかけて欲しいという想いが数字として明らかになっています。この愛他主義の姿勢は、日本人らしさとも表現することができそうです。

このアンケートでも取り上げられている施設入所。施設等に入所するとお金はかかり続けますが、在宅介護では金銭負担に加えて介護者負担も大きくなります。最期は自宅で過ごしたいという希望に寄り添いたい時、この金銭的・介護者的な負担が大きな壁として立ちはだかります。
医療分野ではベターな選択を長く続けることが主流です。しかし、多疾患合併が当たり前な昨今の長寿社会では、全ての事柄にベストを求めることは不可能とも言えるかもしれません。
その中でも、本人や家族が心の底から求めているコアニーズを引き出し、それに対してオーダーメイドにベストを提供する。
このような時代観や社会観があるからこそ、個人に寄り添い、いかにオーダーメイドになれるかということが必要とされるのではないかと考えています。
しかしながら、医療介護分野のオーダーメイドと経営効率は、かけ離れたものであるように思います。他分野であればAI技術に頼れるところ、コアニーズを求める医療介護ではサイエンスの難しい精神世界も大いに影響してきます。
これからの技術進歩にも期待をしながら、今できるオーダーメイドと向き合う。時代や技術の成長に合わせてサービスをより良くしていけるように尽力したいと思います。