コロナ診療の手引きが改訂されました

先日、厚労省より『COVIT-19診療の手引き第10.0版』が公開されました。
病院勤務時代、スタンダードプリコーションに始まる様々な配慮、厳格なゾーニングの中でのコロナ病棟業務も経験しました。今は会社として”やりたい”を全力で支援していますが、コロナ病棟はまるでその逆、全ての”やりたい”が剥奪されたような環境で、治療を受ける必要があります。医療現場ではこれに始まった話ではありませんが、”やりたい”が容易に剥奪されるような環境でも作業療法士として何ができるのかを模索する日々は、今以上に大変だったと振り返っています。

病院では組織として方針のある感染症対策ですが、自費サービスを行う私たちはサービス提供者として感染症対策を考えなければなりません。病院を飛び出し起業すると、経営者としてマーケティングやセールスと向き合いますが、対人サービス提供者としては当然感染症対策にも向き合う必要があります。経営でも感染症対策でも、高度な専門性を必要とする知識と向き合った時、様々な資格を持つ専門職がいかに凄いかを思い知らされます。ただ、思い知らされて膨大な情報に絶望していても前に進まないので、今日も明日も1つ1つ知識を蓄え、より万全な状態でサービス提供ができるようにしていきたいと思います。

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