アクションプラン2023(案)で保険外サービスに言及されています

先日、経済産業省から『新しい健康社会に向けたアクションプラン2023(案)』が発表されました。中では、保険外サービスについても言及されており、そのニーズが多岐にわたることも解説されています。

”介護需要”は様々で、人によって異なる個別性を持った課題とも捉えられます。単一のサービスではこの課題解決は難しいことが多く、保険内で時間や内容に制限がある状態では対応も難しくなります。保険外サービスである自費リハビリを始めようと志した理由の1つに、まさに病院や介護保険サービスを提供する中で課題解決の難しさを感じたことがあります。

ただ、従来の運動や生活支援を行うだけの自費リハビリでは”新しい健康社会”は実現しません。常に皆さんの希望に耳を傾け、現状の保険内外サービスでの解決を図りながらも、1人1人の価値観に寄り添い新たなサービスを作り出す努力が必要であると思っています。ここまでは自分たちでも考えられていますが、難しいのは見せ方です。本当にニーズがあって必要なサービスでも、必要な人に届かなければ意味がありません。常に現場に身を置いているため新たなサービスに関するアイディアは無数に思い浮かんでも、届かなければ何も変わらないのです。この”届け方”は、自分たちでサービスを創る上で1番難しいことであると常々実感しています。

自分たちの思う意義、国が進める施策、完全に一致することはなくとも同じ方向を向いているように思えます。自分たちにとっては追い風とも捉えられる状況に、どのように対応していけるか。皆さんのもとにサービスが届けられるように。